石鍛冶ジェイスを失おうとも、鷹はあるのではないか。

ビートにもコントロールにも強いこのカードはやはり評価されてしかるべきではないかと、常々思うのです。もちろん、もう一つのアーキタイプであるコンボには無力であることは否めないです。

これを鑑みれば、前環境においてそれを補う形でクロックパーミッションが組まれたのは当然の結末ではあります。
しかし、Caw-Bladeにおいては、鷹によって圧迫するスロット、そして打点不足を解消する石鍛冶パッケージという最高のパートナーの存在。デッキをまとめる存在としての神ジェイスによってデッキの完成度が保たれていたのは言うまでもありません。

ですから、今のカードプールではいくら戦隊の鷹が強くとも、それを生かしきれない中途半端なデッキにしかならないのではないかという危惧が生じるわけです。

ここまで前置き。さて、それではどうすればいいのかと考えてみます。

ここで、戦隊の鷹をとることによる利点
・流行るであろう青黒のカメに超強い。青白なのにカメで負けない
・青白なのにPW戦が強い
・コントロール相手に、遅くはあるが着実なクロック。デカブツさえ通さなければこれだけで勝てる
・ビート相手にチャンプから相打ちまで。
・ヴァラクート相手に欲しいクロック
特に、コントロールに対する強さは特筆すべきでしょう。

さて、まず考えることはビート寄りにするのか、コントロール寄りにするのか?
今のカードプールではどちらのほうが強いのかを考えてみます。

まず、ビート寄りにした場合にとれるカードは、
・粗石パッケージ(装具、彫像、霊薬、生命杖、キマイラあたりか)
・ミラディンの十字軍(装具との相性抜群。赤白剣なども)
・赤白・黒緑剣(残念ながら直差し)

などでしょうか。

こちらにした場合の強い点は粗石パッケージによる柔軟な動きでしょう。霊薬によるバーン対策及び鷹の再利用や、装具によるクロック増加。コントロール及びビート耐性を高めた形です。
装具をとることにより、墨蛾でのワンショットを狙うことも可能ですね。
そしてミラクルまでとると装具と合わせてのパンチ力が抜群です。
剣は直差しになるがしかし強力です。ミラクルと合わせての強力さは言うまでもないでしょう。
弱点として、コンボへの耐性が落ちることが挙げられます。次期環境を牛耳るであろうヴァラ、欠片への相性が悪くなるのは致命的ではありますが、構築次第では十分に克服が可能でしょう。

構築を中途半端にしないアイデアは、クロックを高めてジェイスの不在をごまかすことになります。

さて、次にコントロール寄りにする場合ですが、こちらはCaw-Goに近い形になります。戦隊の鷹がコントロール、ビートへの回答になり、そしてコンボへはパーミッションを積んで対処します。
ジェイスとのシナジーがなくなったのは痛手です。
こちらはやや中途半端ともいえるかもしれませんが、Caw-Blade参入前で歴とした結果を残したデッキなので実力は折り紙つきではあります。

考慮すべきことはジェイスが死んだこと。このデッキの強さはジェイスにあったと思います。極言すればジェイスがなければヴァラクートに勝てないデッキです。
ですから、カウンターを増やすとともに、クロックを増やす構築をすべきでしょう。
アイデアは
・黒をとる(タール坑・脅迫など)
・二匹目のクロック生物をとる(ミラクルとかカメとか)
カメはなかなかに有力かもしれません。黒をとってハンデスができるならば、カメはもっと使いやすくなります。
色事故が怖いですが、亀をとったエスパーカラーのクロックパーミが有力でしょう。

構築を中途半端にしないアイデアは、カウンターに特化することです。ゲームをぐだらせればけっこう鷹で勝てます。

以上です。
さて、鷹の可能性をもっとも生かす構築は、どこにあるのでしょうか?

コメント

SHOW☽NA@ローウィンの象徴
2011年6月30日13:01

参考になります!

リンクさせて頂きます(。。*)

hedroncrab
2011年7月2日1:34

ありがとうございます。

こちらこそリンクさせていただきます。

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